朝乃山の基本情報
| 四股名 | 朝乃山 英樹 |
| 本名 | 石橋 広暉 |
| 生年月日 | 1994/3/1 |
| 身長 | 189cm |
| 体重 | 162kg |
| 出身地 | 富山県富山市 |
| 出身校 | 富山商業 →近畿大学 |
| 所属部屋 | 高砂部屋 |
| 得意技 | 右四つ、寄り、押し |
| 初土俵 | 2016年大阪場所 （三段目付け出し） |
| 十両昇進 | 2017年大阪場所 |
| 初入幕 | 2017年9月場所 |
| 最高位 | 大関 |
朝乃山の強さについて
朝乃山の相撲のスタイルは、王道ともいえる四つ相撲です。
しっかりと相手と組み、廻しをつかんで投げたり、そのまま寄り切って勝利するなど、真正面から組み合って相撲を取ります。
特に右四つ（右手が下手・左手が上手）になると、非常に強く、自分の型に持ち込めば横綱相手でも全く引けを取らない相撲が取れます。
近年は、組み合わずに突き押しを得意とする力士が増えている中で、本格的でスケールの大きな四つ相撲を見せてくれる朝乃山は、相撲観戦の玄人からも高い評価を得ています。
朝乃山のキャラクターは？どんな人物？
高校時代の恩師との信頼関係
朝乃山は、学生時代から恩師や周りの人たちへの感謝・尊敬を忘れない義理堅い性格として知られています。
特に高校時代の恩師・浦山監督との信頼関係は強固です。
四股名の「英樹」は本名ではなく、高校時代の恩師の名前からとってつけており、化粧まわしにも恩師の名前を刻んでいます。
また、高砂部屋に入門する際も、恩師のアドバイスに加え、高砂親方が近畿大出身であることも決め手になったように、その時のご縁を大事にしているようです。
トランプ大統領から大統領杯を授与された初の力士
2019年5月場所を14勝1敗で優勝した際に、当時来日していたトランプ大統領からアメリカ合衆国大統領杯を授与されました。
この一件が評判だったのか、その後の夏場所（5月場所）の優勝力士には、天皇賜杯に加えて、アメリカ合衆国大統領杯を授与することになりました。
朝乃山は、大統領杯を授与された初の力士として名前が残ることとなったのです。
今後、横綱への道は…
2020年5月場所後に大関昇進を決めた朝乃山。
正統派の相撲スタイルを武器に、順調に横綱への階段を上っているように見えますが、やはり横綱相手への戦績が十分とは言えないようです。
白鵬・鶴竜はあらゆる取り口を使いこなせるため、朝乃山の得意な右四つを取らせないような戦術を用いてきます。
戦術面を磨いて、横綱相手でも自分の得意な型に持ち込めるようになれば、横綱への道も現実味を帯びてくるのではないでしょうか。