大相撲:千代鳳のプロフィールを紹介!【千代丸の弟ながら兄より先に出世】

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千代鳳の基本情報

四股名千代鳳 裕樹
本名木下 裕樹
生年月日1992/10/11
身長179㎝
体重173㎏
出身地鹿児島県志布志市
出身校
所属部屋九重部屋
得意技右四つ、突き、押し
初土俵2008年5月場所
十両昇進2012年大阪場所
初入幕2013年5月場所
最高位小結

千代鳳の強さについて

兄と同じく突き押しが武器!

千代鳳の得意とする相撲は、同じ九重部屋の兄である千代丸と同じく、圧力のある突き押し相撲です。

強烈な突き押しで琴勇輝を観客席まで吹っ飛ばす!

突き押しの威力に関しては、兄を上回っており、入門から短期間で幕内に昇進するなど、実力も十分です。

また、通常では突き押し力士は、前に出るあまり引き技や叩き技に弱いのですが、千代鳳は足腰が非常に強いため、簡単には倒れないのも強さの秘訣です。

この足腰の強さ・腰の重さは、徹底して四股を踏むなどの、猛烈な基礎稽古に裏打ちされたもので、安定感のある相撲が取れる力士です。

実力はあるが、ケガに泣くキャリア

千代鳳は、中学卒業後の2008年に初土俵を踏むと、2012年に十両昇進、2013年の20歳の時に初入幕を果たし、21歳で新三役に昇進するなど順調にスピード出世を遂げていました。

若くして安定感のある相撲が取れることもあり、さらなる活躍を期待されましたが、その後のキャリアはケガとの戦いに。

2016年の初場所でひざを負傷し休場するも、場所中に復活してなんとか幕内をキープします。

しかし、2017年の大阪場所で肩を脱臼し、5月場所を全休すると、11月の九州場所前には肩の負傷に加えて、左ひざ前十字靭帯の損傷という大ケガを負います。

千代鳳がケガを負った一番。肩が外れてなかなか立ち上がれません

1年近い長期休場となったことで、幕内から幕下に陥落。

復帰した2018年の大阪場所でも回復が万全でなかったために、負け越したことで三段目まで番付を落としてしまいました。

しかし2019年以降はケガが癒えてきたのか徐々に番付を戻してきており、2020年の初場所では十両に復帰しています。

千代鳳のキャラクターについて

真剣に稽古に打ち込む努力家

稽古嫌いで知られる兄の千代丸と比較すると、千代鳳は非常にまじめで稽古熱心として知られています。

1日数百回の四股をはじめとした、徹底的な基礎稽古に裏打ちされた強い足腰は千代鳳の強力な武器です。

真面目に稽古に取り組むからこそ、幾度のケガにも負けずに番付を戻してこれるのでしょう。

兄とは仲良しだが、稽古嫌いな兄を叱咤激励することも

兄の千代丸とは仲が良い千代鳳ですが、土俵上では非常に厳しく兄に接します。

稽古の仕上げでは、兄と相撲を取り、厳しい声をかけて発奮するよう促すなど、稽古嫌いの兄に刺激を与えるようにしています。

その甲斐あって、千代丸も千代鳳の後を追うように十両・幕内に昇進するなど、兄弟で切磋琢磨し、九重部屋を盛り上げています。

千代鳳の復活劇は要注目!

一度は三役まで昇進したものの、たび重なるケガで番付を落とした千代鳳ですが、2019年以降は復活に転じています。

もともと努力家という性格に加えて、180㎏近い体格から放つ馬力のある突き押しに加えて四つ相撲も巧みで足腰も強いなど、力士として大成する要素をすべて備えていますから、完全復活も時間の問題です。

今後は、幕内で兄とともに活躍し、三役復帰、さらにその上を目指す千代鳳の相撲に大注目です。

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