相撲決まり手辞典 投げ技編

相撲の花形!豪快ながらも華麗な投げ技を紹介。

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上手投げ(うわてなげ)

相手の手の外側からまわしをつかんで投げる投げ技。
四つ相撲が得意な力士の必殺技に多い。

上手投げの名手、浅香山親方(元大関 魁皇)のインタビュー

下手投げ(したてなげ)

相手の手の内側に手を差し込み、まわしをつかんで投げる。
相手の懐にもぐりこみやすい小兵力士が得意とする傾向がある。

かけ投げ(かけなげ)

脚を相手の逆側の脚に内側からかけ、跳ね上げながら投げる。
決まり手としてはあまり見かけない、珍しい決まり手である。

48秒あたりから隆の山のかけ投げがさく裂!

首投げ(くびなげ)

左右どちらかの手を相手の首を巻き付けて、巻き込むように投げる。
向かい合って倒れることから、性行為の隠語としても使われる。

首投げ特集

腰投げ(こしなげ)

組み手の上手、下手にかかわらず、腰を深く入れて相手の体を自分の腰に乗せて投げる。まわしを取らないで投げることもある。珍しい決まり手の一つ。

小手投げ(こてなげ)

相手の手を、自分の手で外側からつかみ、まわしをつかまずに投げる。
上手投げとの違いは、まわしではなく、相手の手をつかんで投げるところ。

10秒ごろに勢関の小手投げがキレイに決まる。

上手出し投げ(うわてだしなげ)

上手投げを打つとき、体を開いて相手を引きずるように前に投げ倒す。
上手投げは相手が横向きまたは仰向けに倒れるのに対し、出し投げの場合はうつ伏せに倒れるところである。

1:50あたりから上手投げの名手、魁皇の上手出し投げが決まります。

下手出し投げ(したてだしなげ)

下手投げを打つときに、体を開いて相手を引きずるように前に投げる。

掬い投げ(すくいなげ)

相手の手の内側に手を差し込み、まわしをつかまずに、相手の脇の下からすくって投げる。

二丁投げ(にちょうなげ)

脚を相手の膝の外側からかけて、払うように投げる。決まり方が豪快な大技。

30秒ごろから千代の国関の豪快な二丁投げが決まります。

櫓投げ(やぐらなげ)

片足立ちの姿が櫓に似ていることから名づけられた派手な投げ技。
四つに組んだ際に相手の両脚の間に自分の片足を入れ、その足に相手の体を乗せるようにして吊り気味に持ち上げ、振り投げる。

一本背負い(いっぽんぜおい)

相手の片腕を両手でつかみ、相手の懐に入って肩に担いで前に投げ倒す。
柔道の一本背負いと同じで、派手な決まり手の一つ。

開始7秒で朝道隆の一本背負いが決まります。

つかみ投げ(つかみなげ)

相手の後ろまわしをつかみ上げ、後方に投げる。珍しい決まり手の一つ。

4:50からの投げが、つかみ投げのような投げ方。

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