稽古見学を開放・許可している相撲部屋は多くありますが、見学の際には気を付けるべきマナー・ルールがあります。
もし、マナー違反やルール違反を犯してしまうと、見学不可になってしまう可能性があります。
そこで、今回は稽古見学の際のマナー・ルールで気を付けるべきポイントを5つ紹介します!
注意点①相撲部屋に問い合わせる時間帯は夕方以降に!
相撲部屋の一日のスケジュール上、朝からお昼過ぎまでは、部屋の力士が稽古や昼寝で手が空いていません。
(相撲部屋の一日のスケジュールはこちら)
そのため、相撲部屋に電話予約をする際は、昼寝が終わる16時以降くらいを狙うとよいでしょう。
ただし、寝起きで力士がハキハキしゃべってくれないことがあったり、空きスケジュールの確認に手間取ることがあるので、温かい気持ちで待ってあげるようにしてくださいね。
注意点②稽古中は私語や飲食は禁止!
力士の稽古は、大事な「仕事」です。
人の仕事を邪魔するような携帯電話での通話や、飲食などは厳禁です。
部屋によっては稽古後にちゃんこ鍋をふるまってくれたり、力士と話す機会を設けてくれるので、そこまでは我慢です。
なお、写真撮影については部屋によってOKだったりNGだったりするので、確認するようにしましょう。
注意点③必ず手土産を持参するようにしよう!
人様の仕事場に上がり込んで見学させてもらうのですから、必ず手土産を持参するようにしましょう。
手土産としては、力士の資本である体作りにつながる食べ物が無難です。
特に消費が激しいお米やお肉などを持っていくと、喜ばれるようです。
注意点④巡業期間中はお目当ての力士が不在の可能性がある
関取以上の人気力士は、本場所がない時期は巡業で地方に出かけてしまっているケースがあります。
特に人気の幕内力士などはほとんど部屋にいないで、巡業や出稽古に行っていることが多いようです。
なので、時期が悪いとお目当ての力士に会えない可能性があります。
巡業スケジュールなどを調べておけば、お目当ての力士の稽古を見学できる可能性が高くなるでしょう。
注意点⑤稽古は早朝から行われるので、遅刻しないようにしよう
相撲部屋の稽古は、部屋によっては早朝4時過ぎから始まる部屋もあるようです。
そのため、自然と稽古見学も早朝にスケジューリングされることになるので、寝坊・遅刻は厳禁です。
せっかく部屋の人たちが好意で予定を開けてくださっているので失礼のないようにしましょう。